『和傘』 × 『照明』

kotori_catalog

 

 ■Today's IDEA
京都で唯一、京和傘の製造を手がける日吉屋が京和傘の技術や美しさを生かして開発した「和傘照明」。

 

和傘照明と聞いてまず思い浮かぶのは、和傘がそのままシェード代わりになっているもの。しかし、この和傘照明は一見しただけではよく見かける和紙を貼った照明のようです。ではどこが違うのか。一番の特徴は、和傘の構造を活かしてコンパクトに折り畳めること。収納もしやすく、季節や好みに合わせ簡単に付け替えることも可能です。

 

package_p1_j

 

下記のリンク先に五代目の西堀耕太郎さんのインタビュー記事が掲載されているのですが、アイデアの視点ですごく印象的だったのが、

傘の技術を生かしながら傘の形から離れる

ということ。これは、異なる要素同士を結ぶ関連性を見つけるためにすごく重要な考え方です。さらにインタビュー内では、

パリコレに出品された桂由美さんの和傘のウエディングドレスを制作しました。着るものは初めての経験。スカートとベールを作りましたが、デザイナーの注文もシビアでなかなか大変でした。でも、完成したドレスはとても美しかったです。

和傘で茶室を造ってほしい、という注文をいただき、真っ白な茶室を制作しました。和傘の技術で造ったので持ち運びもできます。茶室を制作しているとき思ったのですが、この技術でパーティションを作り、東日本大震災の避難所に使えないかと。折り畳み可能で簡単に持ち運びでき、プライバシーの保護に役立つのではと思いました。和素材特有の和やかさがありますので、被災者の方々の仮設住宅にも応用できればと思っています。

と述べられています。これこそアイデアの力であり、アイデアの本質を示していると思います。

京の読みもの京和傘・日吉屋五代目 西堀耕太郎さん(JR東海「そうだ、京都、行こう。」)

interview vol.4 京和傘 西堀耕太郎氏(みやび)

 

画像:ⒸHIYOSHIYA Co.,LTD.

 
  

 

 

« 前の記事: を読む

次の記事: を読む »