『がれき』 × 『キーホルダー』

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■今日のアイデア
株式会社Hand Madeの社会活動として行われ、東日本大震災で大きな被害を受けた陸前高田市の主婦や福祉作業所の方々によって手作りされている、がれきを利用したキーホルダー「瓦Re:KEY HOLDER(ガレキーホルダー)」。

 

がれきをどう処理するかは聞いたことがあっても、がれきをどう利用するかはあまり聞いたことがなかったように思います。このキーホルダーは、がれきの中から光る素材を見つけ、それを地元の方々が1つひとつ手作りでつくっているそう。想像をはるかに超えるがれきの量からするとこうして活用する量はとても小さなものかもしれませんが、2014年2月末の時点で8万個以上も売り上げ、震災で職を失ってしまった方々の貴重な収入源にもなっており、その価値は決して小さなものではないと思います。

また、下記の記事リンクにある「東日本大震災復興情報レポート」に掲載されている記事によると、がれきをキーホルダーにするというアイデアは、あのベルリンの壁が崩壊した際にそのかけらをお土産用として販売されていたことがヒントになったそう。そして発案された方の次の一言が印象に残りました。

 

「いずれ処分されてしまうガレキをポジティブな存在に変えられないか。それが仕事になれば、被災した方々の現金収入にもなるはずだ」。

 

一見、価値がないように思えるものでも組み合わせることでポジティブなものになる。それこそがまさにアイデアの持つ力です。ましてやがれきは元々いろいろな人の様々な思いが詰まったもの。形を変えて再利用すること自体にも大きな価値があるように思います。その上であえて言わせてもらえば、なぜキーホルダーなのか、なぜ3枚のがれきを組み合わせているのかなどがわかるとなお素晴らしいなと感じました。

 

■記事リンク

このアイデアが生まれたきっかけなど興味深い内容の記事です↓
東日本大震災復興情報レポート: 瓦Re:KEYHOLDER(ガレキーホルダー)(東北電力ホームページ)

 

画像:ⒸHand Made Co.Ltd.,