『中華スープ』 × 『春雨』

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■今日のアイデア
中華スープと春雨の組み合わせをヒントに生まれた、株式会社永谷園の「麻婆春雨」。

 

麻婆春雨といえば中華料理の定番だと思っていたのですが、日本発の商品だったとは驚きです。しかも、このアイデアを生むきっかけとなった永谷園独自の制度がとてもユニークなのです。その名も「ぶらぶら社員」制度。それは2年間食べたいものを食べ、行きたいところに行き、とにかく“ぶらぶら”して新商品のアイデアを考えることが任務。出社も自由、経費は使い放題、報告書も不要というにわかには信じられないような制度でした。

 

残念ながらこの「ぶらぶら社員」制度は今はないようですが、その指令を出した永谷嘉男社長(当時)の考えはアイデアの本質を突いていると思います。それは、「会社の中で机に向かっているだけが商品開発ではない。意外な場所で意外な時に斬新なアイデアが生まれる可能性が高い」というものです。

 

麻婆春雨が生まれたのは1981年のこと。今までに生み出した利益を考えれば、「ぶらぶら社員」のような制度にかかるコストは決して高くはないと思うのですがなかなか難しいようです。育児休暇制度などとうまくミックスすれば面白い制度のアイデアが出てくるような気もします。

 

■記事リンク
開発にいたるまでのストーリー↓
マンガで見る麻婆春雨の開発秘話(永谷園WEBサイト)

 

画像:ⒸNagatanien
 

 

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