『有田焼』 × 『万華鏡』

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■今日のアイデア
有田焼を活かして生まれた、有限会社佐賀ダンボール商会が企画した世界初の磁器製万華鏡「有田焼万華鏡」。

 

 発売から1年で約3000本、金額にして1億円以上を売り上げたこの有田焼万華鏡。万華鏡は欧米ではアートとして評価が高く、海外からの問い合わせはもちろん美術館からの展示要請もあったそうです。
 
 低迷しつつある地場産業を何とか盛り上げようとする取り組みはたくさんありますが、ほとんどが失敗します。原因は様々ですが、多くの場合、ただ組み合わせただけのものや安易なものが多いように感じます。その点、万華鏡はそれほど多くの方が買うものではないと思いますし、コストがかかるものですが、欧米での評価が高かったことが1つ大きなポイントだと思います。
 
 あちらの、特に富裕層の方々にとってアートはすごく身近な存在で見る目もあり、いいものには対価を惜しみません。実際にアメリカの世界万華鏡大会(そんな大会があるんですねー)では高価なモノから売れていったそう。そういった意味では、万年筆、腕時計と続くコラボシリーズもいい戦略と言えそうですし、地場産業を盛り上げたり、何とコラボするかにお悩みの方にはとても参考になるアイデアではないかと思います。

 

■記事リンク
アイデアが生まれたきっかけや苦労した話など(ホント、よく実現できたなと感心してしまいます)はこちら。
なぜ段ボール会社の社長がはじめたのか?についても興味深いです↓
プロフェッショナルと志を共有し、「有田焼万華鏡」をつくる(有限会社佐賀ダンボール商会・社長 石川 慶蔵氏)/(エヌ・ジェイ出版販売株式会社 経営・営業「闘うトップ」)

別の記事↓
有田焼で万華鏡を作り、世界に売った男(1)(リエゾン九州)

紐解くと松下幸之助さんにたどり着くことを知り、妙に納得↓
有田焼万華鏡の商品化に尽力(佐賀新聞)

 

画像:Ⓒ佐賀ダンボール商会

 

   
 

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