『浮世絵』 × 『ゲームキャラ』

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■今日のアイデア
イラストレーターであるジェド・ヘンリーと木版画家であるデービッド・ブルによる、ゲームのお馴染みキャラを浮世絵の世界に登場させた木版画プロジェクト「浮世絵ヒーローズ」。

 

 まさに異質なモノ同士であり、興味をそそる組み合わせです。日本人にはなかなかない発想ですが、デービッド・ブルの次のメッセージにとても感心させられました。


 ほとんどの方が、浮世絵というと、作家名や年代がはっきり分からなくとも、江戸時代の、役者絵、美人図等のイメージを真っ先に、思い浮かべると思います。
 何百年間も、浮世絵は盛んだったと思いになるでしょうが、実際はかなり違っていました。何回も、危機状態に陥った事もあります。それは、政治の弾圧であったり、ただ単に、浮世絵が流行らなくなったケースもあります。中には、ほんのわずかしか生産されなかった時代もあります。

 では、果たしてどのように、生き残り続けたのでしょうか?

 詳しい経緯は、James Michener著の“The Floating World”を読む事をお勧めいたしますが、少しばかりこちらで一番重要な部分をお伝えさせていただきたいと思います。実は、浮世絵が衰退しかけては、その都度、人々をあっと驚かせる斬新な絵で大衆の関心を取り戻したのです。今迄、見た事もないような、そして何よりも当時の人々にとって、意味のある絵を絵師は描いたのです。

 私が、お伝えしたい事は、そろそろ皆様にも分かりかけてきたかと思いますが、現在は、浮世絵が、衰退している時代です。現代人に関心を抱かせる内容がないのです…そう、ジェド・ヘンリーが現れるまでは。彼の作品をみて分かると思いますが、まさに新しいジャンルの絵を彼が描いたのです。
 プロジェクトが、もの凄く刺激的な為、私は居ても経ってもいられなくなりました。60歳になり、伝統木版画の技法と知識の“基礎”は、十分身に付けました。これからは、彼のような斬新な面白みのあるイラストを、自分の培って来た技術で生かす事が出来ます。

 
 こうしたメッセージを知ると、浮世絵に対して今までと違ったイメージが湧いてきます。それとともに、浮世絵は多くの方が素晴らしいと思うものでありながらなぜ過去のものになってしまっているのか。それがむしろ不思議でなりません。
 

 

■記事リンク

浮世絵ヒーローの日本語字幕ビデオ



デービッド・ブルのサイト内にある日本語による紹介サイト
ジェド・ヘンリーの「浮世絵ヒーローズ」

ジェド・ヘンリーのサイト
Ukiyo-e Heroes

 

画像:ⒸUkiyo-e Heroes

 

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