■今日のアイデア
服にひっついた野生ゴボウの実(別名:ひっつき虫)をヒントにして生まれたVELCRO社の「面ファスナー」。
日本ではマジックテープ(株式会社クラレの商標)の名前でお馴染みですが、歴史は意外と新しく野生ゴボウの実から着想したのは1948年のこと。その後、1952年にVELCRO社が設立され世界中に広がっていきました。
今では日常生活のあらゆるところで活躍しているこの面ファスナーですが、きっかけを知るとたしかにくっつき方などはゴボウの実とよく似ているなと思います。どうやらゴボウの実のフサフサは先端が釣り針のような鉤状になっている様子。その形態やしくみを応用して面ファスナーが生まれたそうです。服についたゴボウの実を不思議だと思わなかったら、面ファスナーは生まれてなかったのかもしれません。
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開発のきっかけについてはこちら↓
製品情報 : マジックテープ®のひみつ > 面ファスナーの歴史(クラレファスニング株式会社WEBサイト)