『塗料』 × 『マグロ』

alfsea

 

■今日のアイデア
マグロの皮膚をヒントに、日本ペイント株式会社日本ペイントマリン株式会社株式会社商船三井の共同事業として開発された、燃料を大幅に削減する船底塗料「A-LF-Sea」。

 

 日本海事協会の「国際海運における温室効果ガス削減技術に関する研究開発」の共同研究テーマとして、国土交通省の協賛を受け、国家プロジェクトとしてはじまったこのプロジェクト。鍵となる低燃費を実現する上で「A-LF-Sea」のベースとなった「LF-Sea」の開発時からヒントにしていたのが、時速100キロ以上で泳ぐマグロの皮膚だったそうです。
 
 具体的には、マグロの体表面を覆う粘膜が摩擦抵抗を減らしていることに着目し、その粘膜を模倣して塗料に組み込もうというもの。4年に及ぶ開発期間を経た結果、「A-LF-Sea」は従来に比べて最大10%もの燃費削減効果を生んだそうです。
 
 こうした生物模倣技術は、これまでもいくつか紹介させて頂いたように(『イルカ』×『洗濯機』『タイル』×『カタツムリ』)近年にわかに増えており、21世紀の新たなテクノロジーやイノベーションを生む源泉となっていくような気がします。

 

■記事リンク
開発にまつわる記事はこちら↓
「マグロの皮膚」で、地球環境の保全に貢献(発明2014年2月号、「知財よろずや」さんのWEBサイトより)

プレスリリースはこちら↓
発展型・低燃費型船底塗料「A-LF-Sea」販売開始  採用拡大を目指し、国内外で積極的な販売活動へ

 

画像:ⒸNIPPON PAINT Co.,ltd.
 
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