■今日のアイデア
段ボールでありながら耐久性、耐水性があり、屋外で約6ヵ月程度の耐久性を誇る組み立て式段ボールテント「オクタゴン」。
このアイテムを開発したのは岐阜県にある株式会社佐合木材。新潟県中越地震をきっかけに岐阜高専と連携して開発したそうです。東日本大震災では、体育館などの避難所での生活が長引いたことで体調を崩される方やプライバシーの問題が浮き彫りになりました。その点、高い居住性やプライベート空間が確保でき、誰でも組み立てることができるこのオクタゴンは、今後万が一避難を余儀なくされることがあった場合大いに役に立つのではないかと思います。
ところで、アイデア的には段ボールを資材と見立てているところがポイントです。このように本来の使い方ではなく、別の使い方を見つけるとアイデアの幅がぐんと広がると思います。
■記事リンク
オクタゴンにまつわる記事はこちら↓
段ボール製の組み立て式避難用仮設テント(産学官連携ジャーナル)
画像:ⒸSAGO