『書道用紙』 × 『すりガラス』

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■今日のアイデア
すりガラスの原理を応用し、墨を使わずに水だけで筆で文字が書ける水書道用紙「水書きグー」。

 

 すりガラスは、片方の面をザラザラにして光を乱反射させることで曇って見えるのですが、透明のセロハンテープや水をつけるとその部分だけザラザラがなくなって透けてみえてきます。その原理を紙に応用したのがこの「水書きグー」。片面に凹凸をつけた紙に水をつけると下地の色が透けて墨で文字を書いたのと同じように見えるのです。
 
 この紙を開発したのは、東京都町田市にある合資会社木と字の神林。もっと気軽に書道に親しんでもらうために、水で字の練習をしていた昔ながらの方法に着目して生まれたそうです。ちなみに「水書きグー」は乾けば繰り返し使えるそう。墨を擦ることも含めて書道ではありますが、すっかり字を書く機会がなくなりつつある今、この手軽さは素晴らしいアイデアだと思います。外国人の方にも受けそうな気がします。

 

■アイデアメモ
「すりガラスに水をつけるとなぜ透けて見えるのだろう」のような日常にある素朴な疑問を突き詰めると新しいアイデアにつながるのかも。

 

■記事リンク

詳細記事はこちら↓
【探訪 都の企業】<町田編>【上】水で1000回書ける紙 木と字の神林(東京新聞)

筆で文字を書くという日本伝統文化の復活・維持を提唱する
~水だけで書ける紙「水書きグー」~合資会社 木と字の神林(こだわり経営者.jp)

 

画像:Ⓒkitojinokanbayashi