『放射性物質』 × 『写真家』

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■今日のアイデア
オートラジオグラフィーと呼ばれる放射線を可視化する手法を用い、放射能汚染の実態を伝える写真家加賀谷雅道氏のプロジェクト「放射線像」。

 

 ↑の写真は、東日本大震災から1年9ヵ月後の2012年12月に茨城県つくば市でサンプリングしたという住宅のフィルター。黒く見えるのが放射性セシウムだそうです。放射能は普段は目に見えませんが、こうして可視化することであまりにも身近に存在していることを否が応でも実感させられます。
 
 加賀谷氏は、オートラジオグラフの専門家でもある東京大学の森敏名誉教授の協力を得て精力的に活動。2014年3月にはフランス主要紙リベラシオンに放射線像が掲載されたほか、4月には個展を開催しています。この放射線像は現在進行形で増えています。高い芸術性の向こうにある恐ろしさや悲惨さを伝えるためにも全国的に展覧会が広がっていくといいなと思います。

 

■アイデアメモ
たとえば自分の職業と放射線、あるいは社会問題と組み合わせて何ができるか考えてみると、新しいアイデアが浮かぶかもしれない。

 

■記事リンク

放射線像展の詳細はこちら↓
本日から放射線像展(放射線像WEBサイト)

海外メディアに取り上げられた映像はこちら↓
ロイター通信 配信映像(放射線像WEBサイト)

都内の放射性物質を可視化↓
東京都文京区におけるオートラジオグラフ(WINEPブログ)

 

画像:Ⓒwww.autoradiograph.org