『製錬技術』 × 『ハイテクごみ』

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■今日のアイデア
鉱山業が盛んだった時代に培った技術を応用し、携帯電話などのハイテク機器から金銀銅やレアメタルを取り出す「小坂製錬株式会社」。

 

 画期的なビジネスやイノベーションに精通したアメリカのビジネス情報誌「Fast Company」。その中でAppleやtwitter、facebookにGoogleなどがズラッと並ぶ「MOST INNOVATIVE COMPANIES 2011」において14位にランクされたのがなんと小坂製錬株式会社でした。日本人でもほとんどの人が知らなかった会社は、実はすごいことをやっている会社だったのです。
 
 それは携帯電話などのハイテク機器から金銀銅やレアメタルを抽出すること。その高い技術は資源の乏しい日本だけでなく世界にとっても有益であることを認められたのでした。
 
 ところでこの小坂製錬はもともと地元の鉱山から出た黒鉱の製錬を行ってきた会社です。鉱山に関わる会社は世界中を見渡せばたくさんありますが、その中でも小坂製錬が注目されているのは製錬技術の高さと精度。実は黒鉱というのはとてもやっかいなもので、他の鉱石に比べて不純物が非常に多いのだそうです。しかもその不純物は簡単には取り除くことができず、試行錯誤を繰り返した上で技術を確立していったのだそう。
 
 技術を確立するまでは相当な苦労があったようですが、今ではその技術こそが鉱山業が厳しくなってきた中で成長を遂げる源泉になっています。自社のコア技術を活かしながら世の中の変化にうまく対応している好例でもありますね。

 

■アイデアメモ
こだわるべきは事業領域ではなく、コア技術。事業×○○ではなく、コア技術×○○から新しいアイデアは生まれる。

 

■記事リンク

詳細記事はこちら↓
秋田の精錬所が「世界の革新企業」 レアメタル抽出技術に高い評価(J-CASTニュース)

秋田県の小さな精錬所が世界で注目されている理由(上場企業情報Kmonos)

紹介動画がわかりやすいです↓



 

画像:Ⓒ小坂製錬株式会社
 

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