『考古学』 × 『宇宙科学』

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■今日のアイデア
名古屋大の研究グループが行っている、全国で初めて物質を透過する力が非常に強い宇宙線「ミューオン」を使った「古墳調査」。

 

 まだ技術として確立したわけでなく、あくまでも研究段階ではありますが、奈良・石神古墳でミューオンを使った調査をしたところ、古墳内部の空洞を捉えることに成功したそうです。
 
 原理はエックス線写真とほぼ同じ原理。ミューオンは物質を透過する力がエックス線よりも強く、より大きな構造物、たとえば近年では火山の内部構造を探査する手段にも使われており、この古墳調査もその技術を応用したものです。ものすごくざっくりわかりやすく言えば、古墳をレントゲン撮影するようなイメージです。
 
 この技術が確立すれば、人が立ち入ることのできなかった大きな古墳や遺跡の調査も可能になりますし、福島第一原発の内部調査などにも使えるのでは?と思います。
 
 また、これからの時代は既存の学問を組み合わせることで新しい知見を得ることがますます増えてくるのではないかと思います。
 

■記事リンク

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宇宙線:古墳内部を調査 名古屋大研究グループ(毎日新聞)

 

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